PFASを除去できる浄水器を選びたい」という方へ。 このページでは、PFAS(PFOS・PFOA)への対応が確認できる家庭用浄水器を、ポット型・蛇口直結型・据置型・アンダーシンク型・RO方式に分け、それぞれの特徴や選び方を比較します。 PFASのみならず、「工事をせずに使いたい」「交換の手間やコストも抑えたい」など条件にあった浄水器タイプを確認することができます。

このページの結論

工事不要で除去性能を重視するなら「磨水Ⅳ」交換回数やランニングコストを重視するなら「磨水5」がおすすめです。

浄水器は、世帯人数だけで選ぶものではありません。予算、除去性能、使用量、工事の可否、交換の手間など、ご自身が重視したい条件を組み合わせて選ぶことで、暮らしに合った一台が見つかります。

PFAS対応浄水器を選ぶときの重要ポイント

  • 「PFAS対応」だけでなく、PFOS・PFOAなど試験対象が明記されているか
  • 第三者機関による試験か、試験条件や交換条件が確認できるか
  • 飲用だけか、料理にもたっぷり使いたいか
  • 工事の可否、蛇口形状、シンク上・シンク下のスペース
  • 交換頻度、カートリッジ価格、継続入手のしやすさ

1.PFAS対応浄水器とは?

PFAS対応浄水器とは、PFASの除去が確認できる浄水器です。
ただし、「PFAS」は多くの有機フッ素化合物を含む総称であり、「PFAS対応」と表示されていても、すべてのPFASを除去できるという意味ではありません。 製品によって除去試験の対象となる物質は異なり、家庭用浄水器では、主にPFOS・PFOAを対象とした除去試験結果が公表されている場合が多いです。

商品を比較するときは、単に「PFAS対応」という表示を見るだけでなく、どの物質を除去するか、試験基準や試験方法が明示されているかまでを確認しましょう。

2.重視する条件から選ぶPFAS対応浄水器

PFAS対応浄水器は、設置方法や価格だけでなく、求める除去性能、1日に使う水の量、工事の可否、カートリッジ交換の頻度などによって、適したタイプが変わります。
例えば、一人暮らしや賃貸住宅でも、初期費用を抑えたい方にはポット型が向いている一方、飲み水だけでなく料理にも使いたい方や、除去性能を重視したい方には据置型が適している場合があります。 まずは、ご自身が重視したい条件に近いものから、候補となる浄水器を確認してみましょう。

重視する条件から選ぶPFAS対応浄水器

交換回数・コスパ重視

磨水5が候補になりやすい条件

  • ・PFAS対応は必要だが、除去項目数より続けやすさを重視したい
  • ・カートリッジの交換回数を減らしたい
  • ・長期的なランニングコストを抑えたい
  • ・アンダーシンク型を設置できる
  • ・シンク上をすっきり使いたい

有力候補:水生活製作所「磨水5」アンダーシンク型

磨水5を確認する
シンク上をすっきり

アンダーシンク型が候補になりやすい条件

  • ・シンク上の作業スペースを広く使いたい
  • ・見た目や日常の使い勝手も重視したい
  • ・設置工事が可能で、長く同じ住まいで使う予定がある
  • ・新築・リフォーム・水栓交換を予定している

候補:除去性能重視なら「磨水Ⅳ」、交換回数・ランニングコスト重視なら「磨水5」

省スペース・手軽さ

蛇口直結型が候補になりやすい条件

  • ・初期費用を抑えつつ、蛇口からすぐ浄水を使いたい
  • ・シンク上に本体を置くスペースを取りたくない
  • ・カートリッジ交換頻度が比較的多くても問題ない
  • ・取付可能な蛇口であることを確認できる

候補:PFOS・PFOA試験済みの蛇口直結型

初期費用を最優先

ポット型が候補になりやすい条件

  • ・使用量が比較的少ない
  • ・除去項目や流量より、初期費用の安さを優先したい
  • ・蛇口の形状を問わず、すぐに使いたい
  • ・水を注いで待つ手間や、こまめな補充が気にならない

候補:PFOS・PFOAの試験結果を確認できるポット型

RO方式を検討したい

RO方式が候補になりやすい条件

  • ・逆浸透膜によるろ過方式を優先したい
  • ・設置スペース、電源、排水、造水速度などを確認できる
  • ・一般的な活性炭式とは異なる、より専門的な浄水方式を求めている
  • ・造水量等を確認し、浄水ができるまでに時間がかかる場合があることを許容できる
  • ・導入費用や保守条件を許容できる

候補:除去方式そのものを重視し、設備条件や使い勝手も理解したうえで選びたい方に適した選択肢です。

3.PFAS対応浄水器のタイプ比較

同じ「PFAS対応浄水器」でも、設置方法、使える水量、交換頻度、初期費用は大きく異なります。 各タイプの中でも製品差があるため、以下は一般的な傾向としてご覧ください。

PFAS対応浄水器のタイプ別比較
比較項目 据置型 アンダーシンク型 蛇口直結型 ポット型 RO方式
主な使い方 本体をシンク上に設置し、蛇口から分岐 本体をシンク下に設置 蛇口先端に取り付け 本体に水を注いでろ過 逆浸透膜で水をろ過
初期費用 中程度 工事費を含め高くなりやすい 抑えやすい 抑えやすい 製品・工事条件によって高くなりやすい
工事 不要
取付条件あり
必要 不要
取付条件あり
不要 製品による
浄水量・流量 料理にも使いやすい 料理にも使いやすい 製品差あり 一度に使える量は少なめ 造水速度を要確認
タンク容量も確認
交換頻度 交換目安が長い製品がある 交換目安が長い製品がある 比較的多い傾向 比較的多い傾向 複数フィルターを使用する場合あり
キッチンのスペース シンク上に本体スペースが必要 シンク上をすっきり使いやすい シンク上の本体スペースは不要 本体の保管場所が必要 本体・タンク・排水設備などを要確認
向いている条件 工事不要・除去性能・十分な水量 見た目・使い勝手・長期利用 初期費用・省スペース・手軽さ 初期費用・少量利用・設置自由度 逆浸透膜による除去方式を重視したい
確認したい注意点 蛇口適合、シンク上の設置スペース 工事条件、シンク下の設置スペース 蛇口適合、交換頻度、除去対象物質 補充の手間、容量、ろ過時間、交換頻度 造水速度、排水、電源、タンク容量、保守

※PFOS・PFOAへの対応、試験方法、総ろ過水量、交換時期等は製品ごとに異なります。必ず各製品の公式情報をご確認ください。

4.PFAS対応浄水器で失敗しないための比較ポイント

① PFOS・PFOAが明記されているか

「高性能」「有害物質を除去」といった表現だけではなく、PFOS・PFOAが試験対象として明記されているか確認します。

② 第三者試験と試験条件

第三者機関による試験か、どの試験規格を用いたかまで確認したかを見ます。

③ 除去項目数だけで決めない

除去項目数に加え、ご自身が気になる物質、総ろ過水量、流量、味、ミネラルの扱いを確認してください。

④ 1日に使う水量

飲用中心か、炊飯・汁物・野菜洗いなど料理全般にも使うかで、必要な流量とカートリッジ容量が変わります。

⑤ 工事と取付条件

工事不要でも、蛇口の形状によって取付できない場合があります。アンダーシンク型は工事条件と設置スペースを確認します。

⑥ 交換の手間と総コスト

本体価格だけでなく、交換頻度、カートリッジ価格、送料、数年間の交換回数まで含めて比較します。

⑦ 交換品を継続購入できるか

浄水器は継続使用する製品です。交換用カートリッジの販売体制やメーカーのサポートも確認しましょう。

⑧ 認証の対象範囲

「NSF認証」などの表示は、材料安全性、構造、特定物質の低減性能など、何が認証対象かを確認することが大切です。

表示を見る際の注意

  • ・「PFAS対応」は、すべてのPFASを除去できるという意味ではありません。
  • ・除去率は試験条件に基づく値であり、実際の水質や使用状況により異なる場合があります。
  • ・認証・試験の対象が、製品全体、材料、採用フィルター、特定性能のどれに当たるかを確認してください。

5.工事不要・除去性能重視なら「磨水Ⅳ」据置型

「工事不要で設置したい」「除去性能を重視したい」「料理にも十分な量の浄水を使いたい」という方には、 水生活製作所の据置型浄水器「磨水Ⅳ」が有力候補です。

工事不要の有力候補

水生活製作所 磨水Ⅳ(まみず4)据置型

賃貸・一人暮らし・新生活でも、価格だけでなく除去性能や十分な浄水量を重視したい方へ。 対応する蛇口であれば工事不要で設置でき、飲用から料理まで日常的に使いやすい高性能な据置型浄水器です。

  • PFOS・PFOA除去試験
  • 工事不要
  • 据置型
  • 98項目+PFOS・PFOA
  • 約12か月交換目安
  • 抗菌剤不使用
  • PFAS:PFOS・PFOAの除去を第三者試験で確認
  • 設置:対応する蛇口であれば工事不要
  • 使い方:飲用だけでなく、炊飯・汁物・料理にも使いやすい
  • 交換:約12か月が目安(1日8L使用の場合)
  • 素材・設計:ステンレスボディ、銀や界面活性剤などの抗菌剤不使用
  • おすすめ:性能重視、賃貸、新生活、都会の水のニオイや味が気になる方

6.交換回数・ランニングコスト重視なら「磨水5」アンダーシンク型

「カートリッジの交換回数を減らしたい」「長期的なランニングコストを抑えたい」「シンク上をすっきり使いたい」という方には、アンダーシンク型の「磨水5」が有力候補です。

2年交換目安の有力候補

水生活製作所 磨水5(まみず5)アンダーシンク型

PFASへの対応を確保しながら、カートリッジ交換の回数とランニングコストを抑えたい方へ。 シンク下に本体を設置するため、キッチン上をすっきり使いやすい浄水器です。

  • PFOS・PFOA対応
  • アンダーシンク型
  • 19項目+PFOS・PFOA
  • 2年交換目安
  • シンク上すっきり
  • PFAS:PFOS・PFOAの除去に対応
  • 設置:シンク下に本体を設置するアンダーシンク型
  • 交換:2年交換目安で交換回数を減らしやすい
  • コスト:長期的なランニングコストを重視する方に適した設計
  • 見た目:シンク上に本体を置かず、作業スペースを確保しやすい
  • おすすめ:交換の手間、コスパ、キッチンの見た目を重視する方
磨水Ⅳ据置型と磨水5アンダーシンク型の選び分け
比較項目 磨水Ⅳ 据置型 磨水5 アンダーシンク型
優先したいこと 除去性能・工事不要・導入しやすさ 交換回数・ランニングコスト・見た目
PFAS PFOS・PFOA除去試験 PFOS・PFOA対応
除去項目 98項目+PFOS・PFOA 19項目+PFOS・PFOA
設置方法 据置型・対応蛇口なら工事不要 アンダーシンク型・設置工事が必要
交換目安 約12か月 約2年
住まい 賃貸・一人暮らし・持ち家に幅広く検討可能 持ち家・新築・リフォーム・長期居住向き
向いている方 性能を妥協せず、できるだけ手軽に始めたい 交換の手間とコストを減らし、シンク上をすっきりさせたい

磨水Ⅳにはアンダーシンク型もラインナップがございます。

7.迷ったときの選び方3ステップ

1

PFAS試験の根拠を確認

PFOS・PFOAの明記、試験方法、第三者機関、総ろ過水量などを確認します。

2

毎日の使い方を確認

飲用だけか、料理にも使うか、必要な流量、交換の手間を整理します。

3

取付条件を確認

蛇口形状、工事の可否、シンク上・シンク下のスペースを確認します。

最終的な選び分け

  • 工事不要・除去性能・料理にも使える水量を優先:磨水Ⅳ 据置型
  • シンク上の見た目・交換回数・ランニングコストを優先:磨水5 アンダーシンク型
  • 高性能とアンダーシンク型の使い勝手を両立:磨水Ⅳ アンダーシンク型
  • 安さ・蛇口からすぐ使えること・省スペースを優先:蛇口直結型
  • 安さ・少量利用・設置場所を選ばないことを最優先:ポット型
  • 逆浸透膜方式そのものを優先:国内使用条件を確認できるRO方式

PFAS対応浄水器選びで迷ったら

PFAS対応浄水器選びで大切なのは、ご自身の暮らし方や重視したい条件に合った製品を選ぶことです。除去性能を重視したいのか、初期費用を抑えたいのか、交換回数を減らしたいのか、工事を避けたいのか等によって、適した浄水器は変わります。

水生活製作所では、工事不要で高い除去性能を求める方向けの「磨水Ⅳ」と、交換回数やランニングコストを重視する方向けの「磨水5」をご用意しています。比較ポイントを参考に、ご自身に合った浄水器をお選びください。

8.PFAS対応浄水器についてよくある質問

PFASは家庭用浄水器で除去できますか?

PFOS・PFOAの除去試験結果が確認できる家庭用浄水器があります。 ただし、すべての浄水器が対応しているわけではありません。 対象物質、試験方法、試験機関、総ろ過水量や交換条件等を確認して選んでください。

一人暮らしならポット型浄水器が最適ですか?

一人暮らしという理由だけで、ポット型が最適とは限りません。 初期費用を抑えたい、使用量が少ない、蛇口を問わず使いたい場合はポット型が候補です。 一方、除去性能、十分な流量、料理にも使いやすいこと、交換の手間を重視する場合は、賃貸でも設置可能なことがある据置型が候補になります。

工事不要でPFASに対応した浄水器はありますか?

PFOS・PFOAの除去試験結果を公開している、工事不要の据置型浄水器があります。 水生活製作所の磨水Ⅳ据置型もその一つで、対応する蛇口であれば工事不要で設置できます。 事前に蛇口のメーカー・品番・先端形状をご確認ください。

賃貸住宅でも据置型浄水器を使えますか?

蛇口の形状が対応していれば、穴あけなどの工事をせずに設置できる場合があります。 原状回復しやすいため、賃貸住宅や転居の可能性がある方にも据置型は候補になります。

交換回数とランニングコストを抑えたい場合は?

カートリッジ容量が大きく、交換目安が長い据置型またはアンダーシンク型が候補です。 磨水5アンダーシンク型は2年交換目安で、交換回数とランニングコストを抑えたい方に適しています。

活性炭式とRO方式はどちらがよいですか?

どちらが一律に優れているとは言えません。 活性炭式は十分な流量を得やすく、製品によってはミネラルを残しながらPFOS・PFOAを低減できます。 RO方式は逆浸透膜でろ過しますが、排水、造水速度、電源、設置スペース、ミネラルの扱いなども確認が必要です。

PFAS対応浄水器はどの情報を比べればよいですか?

PFOS・PFOAが試験対象として明記されているか、第三者試験の有無、総ろ過水量、交換条件、設置方法、使用量、交換頻度、交換カートリッジの入手性等を比較してください。

NSF認証と書かれていればPFASも除去できますか?

NSF認証には、材料安全性、構造、味やニオイ、特定物質の低減性能など複数の対象があります。 「NSF認証」という表示だけでPFAS除去を意味するわけではありません。 認証規格、対象項目、認証の対象範囲を個別に確認してください。

本ページの表記について

  • ・本ページでは、PFASのうち主にPFOS・PFOAへの対応を扱っています。
  • ・試験結果や交換目安は、各製品の所定条件に基づきます。水質や使用状況により異なる場合があります。
  • ・他方式の特徴は一般的な傾向です。個別製品の性能は各メーカーの公式情報をご確認ください。
  • ・水生活製作所は磨水Ⅳ・磨水5のメーカーです。自社製品の紹介を含むことを明記したうえで、比較基準を公開しています。

浄水器についてもっと知りたい方へ

選び方、PFAS、取付方法、性能・認証、使い方など、浄水器に関する記事を目的別にまとめています。

更新日:2026年07月28日
作成日:2026年07月28日