マイクロナノバブルとウルトラファインバブルの違い|大きさ・定義・特徴を解説
用語の違い(サイズと定義)
これらの用語はすべて非常に小さな気泡(バブル)を指しています。それぞれの用語の違いを以下に整理しました。
| 名称 | 大きさの目安 | 特徴・説明 |
|---|---|---|
| ファインバブル(Fine Bubble) | 直径100μm以下 | 総称的な言い方で、マイクロバブルとウルトラファインバブルを含む上位カテゴリ。 |
| マイクロバブル(Microbubble) | 1~100μm | 比較的大きめの気泡。浮上して破裂しやすい。 |
| ナノバブル(Nanobubble) | 1μm未満(= 1000nm未満) | 水中に長時間とどまる。浮上せず、自己崩壊も遅い。 |
| ウルトラファインバブル(Ultrafine Bubble) | 直径1μm未満 | 実質的にはナノバブルと同じ。JIS規格ではこの名前が正式。 |
| マイクロナノバブル(Micronanobubble) | マイクロバブルとナノバブル両方を含む | 技術や装置で両方のバブルを発生させるという意味合いで使われる。 |
🔵補足説明:
・ウルトラファインバブルという名前は、日本産業規格(JIS)で定義された正式名称です。なので、技術的・公式な場ではこちらが使われます。
・一方、ナノバブルという言葉は一般的に広く使われている俗称。
・「マイクロナノバブル」という表現は厳密なサイズを指すというより、両サイズのバブルが含まれているとか、どちらの効果も得られるといった意味合いで、マーケティングなどでよく使われます。
バブルの種類と効果の違い
マイクロバブルとナノバブルは、得意分野が異なります。
| 泡の種類 | サイズ感 | 主な特徴・効果 |
|---|
| マイクロバブル | 1〜100μm | - 肌表面の汚れをしっかり洗浄 - 浮力があるので水面に浮かび上がって破裂し、マッサージ効果(刺激)がある - 白濁して見える(目に見える泡) |
| ナノバブル / ウルトラファインバブル | 0.001〜1μm(=1〜1000nm) | - 肌の毛穴より小さいので、毛穴の奥まで入り込んで洗浄できる - 長時間水中にとどまり、高い浸透性・保湿効果が期待できる - 無色透明(目に見えない) |
| マイクロナノバブル | 混合 | - マイクロの洗浄力+ナノの浸透性を両立 - 多目的に使えるバランス型 |
どちらがいいの?
✅汚れをしっかり落としたいなら「マイクロバブル」
✅潤いや浸透力を重視するなら「ナノバブル」
✅両方の効果を得たいなら「マイクロナノバブル対応」のシャワーヘッドがおすすめ
最近では、マイクロバブルとナノバブルの両方を発生させるハイブリッド型のシャワーヘッドも増えています。どの効果を優先したいかで選ぶといいでしょう。
マイクロバブルもナノバブルも発生!おすすめのシャワーヘッド
一般的なシャワーヘッドの多くは、マイクロバブル止まり
ナノバブルが出せるシャワーは、構造が複雑・価格も高価なものがほとんど。
そこで注目されているのが――
👉 キャビテーション方式
水が細い通路を通るときに流速が上がり、圧力が低下。その結果、水に溶けていた酸素が泡となって現れます。
①加圧や大型装置が不要で、安価
②構造がシンプルで壊れにくい
③マイクロ~ナノバブルが自然発生しやすい
価格と性能のバランスがよく、コスパを重視するならこのタイプがおすすめ!
水生活製作所のナノバブルシャワーヘッドは「キャビテーション方式」でマイクロナノバブルを発生させています。
マイクロナノバブルと塩素除去機能を両立させた「バブリージョワー」や、一時ストップボタンのついた「バブリーミスティ」など、様々なナノバブルシャワーヘッドをご用意しております!
おすすめナノバブルシャワーヘッド

キッチンの蛇口に取付けるだけでマイクロナノバブルを発生させることのできる「バブリーキッチンシャワー」という商品もございます。 マイクロナノバブルは洗浄効果に優れているので、お皿洗いも楽々♪ 保湿効果もあるので、手が荒れにくいのも嬉しい特徴です。
作成日:2025年04月11日
更新日:2025年06月25日


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